文化庁・・
2019年09月27日
文化庁の「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金不交付の決定には驚きました。自由な表現活動が行われるために、超えてはならない一線だと思います。展覧会にせよ演劇にせよ映画にせよ、助成金の申請段階ですべての表現内容や出演者や警備体制が確定していることはあり得ません。先進的で野心的な取り組みであれば、一層不確定要素は多く、そのこと自体がその取り組みの豊かな発展性を保証するものでもあります。このような事後の決定があり得るということを想定すると、助成金の申請、審査、交付決定、事業の実施、成果報告を単年度で行うという、現在行われている多くの文化的助成金制度のフロー自体が成り立たなくなるでしょう。
アーティストが中心となって、抗議の意思を示すための取り組みも行われています。
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