「山沢栄子 私の現代」展(西宮市大谷記念美術館)
2019年06月06日
ゼミで西宮市大谷記念美術館で開催中の展覧会「山沢栄子 私の現代」を見学しました。団体見学のメリットは、美術館のスタッフ(学芸員の場合もあればボランティアの場合もある)の方から展示の解説をしていただけること。今回も、展覧会を企画した学芸員の池上司さんが、最初に10分ほど展覧会の見どころ解説をしてくださいました。また、見学の最後には学生からの質問に答える時間も取ってくださいました。展覧会は、丹念に作り込まれた見応えのあるもので、じっくりと展示を読み解くと山沢栄子の色や形へのこだわりがよく伝わってきます。学生は時間が足りないと閉館間際まで熱心に鑑賞し、とても充実した見学会になりました。
ちなみに、学生に課したレポートの課題は以下の通り。
(1)展覧会の構成にはどのような特徴がありますか。500字程度で説明してください。
(2)展覧会の出品作品の中から、特に印象に残ったものを2点選び、それぞれどのような作品かを客観的に説明したうえで、両者の違いや共通点など、比較することによって分かる山沢栄子の作品の時代による変化や、作品に込められた意図などを1000字程度で論じてください。
さて、学生たちはどのようなレポートを書いてくれるのか、楽しみにしています。