服部正 研究室 ウェブサイト

甲南大学文学部人間科学科に所属する服部正(美術史、芸術学)のウェブサイトです。
アウトサイダー・アート、アール・ブリュット、障がいのある人の創作活動などを研究領域として、調査研究、著述、展覧会の企画などを行っています。

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2023年09月23日

展覧会〈高濱浩子「アートの時間」心の記録~病院における「トラウマ インフォームド ケア」プログラムより〉を開催します

9月23日(土)から11月10日(金)まで、甲南大学岡本キャンパス5号館1階のギャルリー・パンセにて、〈高濱浩子「アートの時間」心の記録~病院における「トラウマ インフォームド ケア」プログラムより〉を開催します。

毎年、博物館学芸員養成課程美術コースの学生さんと一緒に企画している展覧会のシリーズです。今年は、神戸を拠点に世界各地で展覧会・ワークショップを展開するアーティストの高濱浩子(たかはま・ひろこ)さんをお招きし、高濱さんが2018年から兵庫県立尼崎総合医療センターで取り組んできた、アートによる「トラウマインフォームドケア」のプログラム「アートの時間」を紹介する展覧会を開催します。

会期中の10月22日(日)には、高濱浩子さんと、兵庫県立尼崎総合医療センター産婦人科部長の田口奈緒さんをお招きしてトークイベントも開催します。ぜひご参加ください

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2023年09月14日

「第7回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2023」に審査員として参加しました

神戸市灘区の原田の森ギャラリーで開催される障害のある人の公募展「第7回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2023」に審査員として参加しました。展覧会は9月16日(土)から9月23日(土)まで開催されます(9/19は休館)。お近くにお越しの折はぜひお立ち寄りください。

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2023年09月08日

「産経はばたけアート公募展2023」に審査員として参加しました

第17回「産経はばたけアート公募展2023」に今年も審査員として参加させていただきました。意欲ある新しい作品と出会えること、審査員の先生方と1年に1度お会いできることが毎年何よりも楽しみです。

審査で選ばれた作品は、9月16日(土)と17日(日)の2日間、大阪梅田の商業施設「ブリーゼブリーゼ」の1階メディアコートで展示されます。ぜひお立ち寄りください。今年は16日(土)11時から久しぶりで対面の表彰式が開催されます。私も参加させていただく予定です。

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入賞作品の情報はこちらの新聞記事をご参照ください。

2023年08月22日

書籍『縮小社会の文化創造』に論文が掲載されました

国際日本文化研究センター(日文研)で2019~2022年に開催された共同研究会「縮小社会の文化創造:個・ネットワーク・資本・制度の観点から」(代表者:山田奨治)の集大成となる書籍が刊行されました。私も研究会に参加させていただき、原稿を書かせていただきました。

服部正「共生社会における障害者の創作活動とは―西淡路希望の家の実践から」、山田奨治編『縮小社会の文化創造 附:「縮小社会のエビデンスとメッセージ」展の記録』、思文閣出版、2023年8月10日、139~152頁

書籍の後半では、2022年1~5月に京都国際マンガミュージアムで開催された展覧会「縮小社会のエビデンスとメッセージ:人口・経済/医療・福祉/教育・文化/地域・国際、そしてマンガ」の会場写真などの記録も掲載されています。

高価な書籍ですが、機会がありましたら書店や図書館などで手に取ってご覧ください。

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展覧会「芸術家と障害のある人の創作が出会う時」の報告書を公開中

2023年1月に京都芸術大学で開催した展覧会『服部正+髙橋耕平「Research Question vol.01:芸術家と障害のある人の創作が出会う時」』のPDF版報告書を、本ウェブサイトの「調査研究プロジェクト」の中で公開しています。

インタビューの全文書き起こしも掲載しています。報告書のデザインは見増勇介さん、永戸栄大 さんに、展覧会の会場写真は大河原光さんにお願いしました。

ぜひご高覧ください。

2023年06月07日

グループショウ「30-40」にプレゼンターとして参加します

KOBE STUDIO Y3/C.A.P.で彫刻家の築山有城さんが企画したグループ展「30-40」(サーティフォーティ)にプレゼンター(畏れ多くも賞を決める係)のひとりとして参加しています。6月10日(土)15:00から授賞式とミニパーティーもあります。ぜひお運びください。

グループショウ「30-40」(サーティフォーティ)
KOBE STUDIO Y3/C.A.P.(神戸市中央区山本通3-19-8 海外移住と文化の交流センター内)
2023年6月6日(火)~25日(日)
10:00〜19:00/月曜休館 ※最終日は17:00まで

授賞式タイム&ミニパーティー
2023年6月10日(土)15:00〜/参加費:無料

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2023年03月25日

動画シリーズ「モチーフのトレッキング」

東京都渋谷公園通りギャラリーが新たに始めた動画シリーズ「モチーフのトレッキング」がウェブサイトで公開されています。第1回のゲストは、もうひとつの美術館館長の梶原紀子さんです。動画の最初のほうで、私が1999年に関わった東京都美術館での展覧会「エイブル・アート99 このアートで元気になる」の図録の私のテキストに言及してくださっています。昔の私の活動が、このように現代につながっていると思えるのは、とても嬉しく勇気づけられることです。

ご興味があれば、ぜひこちらをご覧ください。

甲南大学開学70周年記念シンポジウム「ポスト・コロナの博物館運営」報告書完成

少し古い話になりますが、2021年10月に開催した「甲南大学開学70周年記念シンポジウム「ポスト・コロナの博物館運営」」の全文を書き起こした記録集が完成しました。わずかですが手許に残部がありますので、ご希望の方は本サイトのコンタクトメニューからお問い合わせください。シンポジウムの詳細は、2021年09月09日のインフォメーションをご覧ください。

2023年03月09日

「障がいのある人の創作・表現活動支援に関する研修会~しる・つながる・ひろげる~」に講師として参加します

岩手県障がい者芸術活動支援センターかだあるとが主催するオンライン研修会「障がいのある人の創作・表現活動支援に関する研修会~しる・つながる・ひろげる~」にキートークのゲスト講師として参加し、「誰のためのアート?芸術活動で大切にすべきこと」というテーマでお話しさせていただきます。岩手県内の障がい福祉サービス事業所、医療機関、特別支援学校・学級で障がいのある方の創作活動に関わる職員・教員の方々を対象とした研修会ですが、県外からでも参加できるようです。

「障がいのある人の創作・表現活動支援に関する研修会~しる・つながる・ひろげる~」

日時:2023年3月17日(金)13:30~15:30
場所:Zoomによるオンライン開催
対象:障がい福祉サービス事業所、医療機関、特別支援学校・学級で障がいのある方の創作活動に関わる職員・教員等。そのほか、障がいのある人の創作活動に関心のある方なら、どなたでもご参加いただけます。
定員:30名
参加費:無料

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