服部正 研究室 ウェブサイト

甲南大学文学部人間科学科に所属する服部正(美術史、芸術学)のウェブサイトです。
アウトサイダー・アート、アール・ブリュット、障がいのある人の創作活動などを研究領域として、調査研究、著述、展覧会の企画などを行っています。

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2023年01月23日

日文研木曜セミナーで発表します(1月26日)

国際日本文化研究センター(日文研)で開催される定例の「日文研木曜セミナー」にて、共同研究員として参加している「縮小社会の文化創造:個・ネットワーク・資本・制度の観点から」の報告会が開催されます。その中で、西淡路希望の家の創作活動など、これまでにこの研究会で私が発表してきた内容について、短時間の報告を行います。

第274回 日文研木曜セミナー「縮小する社会での文化創造を考える」

日時:2023年01月26日(木)17:00~18:30
場所:Zoomによるオンライン開催
参加:研究者の方を対象(学生を含む)、事前申込み必要
発表者:山田奨治(国際日本文化研究センター教授)
    山下典子(独立研究者)
    服部正(甲南大学教授)
司会者:西田彰一(国際日本文化研究センター・プロジェクト研究員)

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直前のご案内で申し訳ございません。参加ご希望の方はご一報ください。

2023年01月19日

甲南アトリエ『わたしのすきな神戸』を開催します。

兼任研究員を務めている甲南大学人間科学研究所で、美術作家の光島貴之さんをお招きしてワークショップを開催します。対面での開催は3年ぶりとなります。

今年のテーマは「手ざわり」です。全盲の美術家として国際的に活躍している光島貴之氏を講師に迎え、いろいろな廃材を用いて、手ざわりで気持ちや、日常のできごとを表現します。

日時:2023年1月28日(土)10:00~12:00
講師:光島貴之(美術家)・高内洋子(チーム光島スタッフ)
場所:甲南大学 18号館3階 講演室
定員:先着15名(参加無料)

申し込み方法など、詳しくはこちら

参考(光島氏のワークショップ風景)

2022年12月24日

展覧会「芸術家と障害のある人の創作が出会う時」開催

美術家の髙橋耕平さんの協力のもと、小規模な展覧会「服部正+髙橋耕平「Research Question vol.01:芸術家と障害のある人の創作が出会う時」」を企画しました。障害のある人の表現活動に関わる6人の芸術家に私がインタビューを行い、その様子を髙橋耕平さんが映像として編集します。展覧会では、髙橋さんの構成・監修のもと、インタビュー映像と資料写真等を展示します。

京都芸術大学で1月10日から開催します。短い展示期間ですが、ぜひご高覧ください。

服部正+髙橋耕平「Research Question vol.01:芸術家と障害のある人の創作が出会う時」
京都芸術大学 人間館1階 ギャラリーオーブ前通路スペース
会期 2023年 1月10日(火)~1月15日(日)*会期中無休
開館時間 10:00~18:00
観覧無料

企画:服部正(甲南大学)
映像制作・展示構成:髙橋耕平(京都芸術大学)

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2022年12月17日

「こころのアート展 2022」に審査員として参加しました

神戸市北区のしあわせの村で開催されている第11回「こころのアート展」に今年も審査員として参加させていただきました。障害のある作家10人による公募形式のグループ展です。1月15日まで開催されていますので、ぜひお運びください。展覧会のリーフレットに審査講評も寄稿させていただきました。会場で手に取ってご覧ください。

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2022年11月23日

「CONNECT⇄_」のトークイベントに参加します

文化庁と京都国立近代美術館が主催する「多様性や共生社会のありかたについて、障害のある方もない方も共に考え、語り合い、実践するプロジェクト」、「CONNECT⇄_」の「共生・多様性・アクセシビリティについて考える連続トーク」に出演します。

art space co-jinの寺岡海さん、京都国立近代美術館の牧口千夏さんと、お話しをさせていただきます。このメンバーでじっくりお話しするのは初めてのことで、ワクワクしています。平日午後のイベントですが、お時間ありましたらぜひお越しください。

CONNECT⇄_「共生・多様性・アクセシビリティについて考える連続トーク」
3.芸術表現と障害、研究とキュレーションの現場から

日時:12月16日(金)13:00〜14:30
場所:京都国立近代美術館 1階講堂
参加:各回定員50名(要事前申込)/手話通訳、日本語字幕
オンライン:ライブ配信(申込不要)/手話通訳、日本語字幕
出演:寺岡海(art space co-jin)
   牧口千夏(京都国立近代美術館)
   服部正(甲南大学文学部教授)

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2022年10月31日

美ら島おきなわ文化祭2022の関連シンポジウムに参加します。

第37回国民文化祭 第22回全国障害者芸術・文化祭「美ら島おきなわ文化祭2022」の一環として実施される「ちむぐくるゆいフェスタ」の関連シンポジウム「障がいのある人の文化芸術活動」に基調講演とパネリストとして参加します。

日時:2022年11月6日(日)14:00~16:30
場所:沖縄空手会館 研修室AB(豊見城市字豊見城854-1)
参加:入場無料(要事前申込み)
問い合わせ先:ちむぐくるゆいフェスタ・舞台イベント事務局(090-3794-8384)

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2022年10月26日

HAPS(東山アーティスツ・プレイスメント・サービス)のイベントに参加します

HAPS(東山アーティスツ・プレイスメント・サービス)が企画する障害と美術をめぐる連続対話プログラム「もぞもぞする現場 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー」の第1回目にスピーカーとして参加します。

トーク2時間+ゆるゆる対話2時間ということで、ご参加いただいた皆様とじっくり意見交換ができると思います。ぜひご参加ください。

もぞもぞする現場 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー「研究の現場から」

日時:2022年11月5日(土)13:00-17:00(トーク2時間+ゆるゆる対話2時間)
講師:長津結一郎(アーツマネジメント・文化政策学研究者/九州大学大学院芸術工学研究院准教授)、服部正(美術史・芸術学/甲南大学教授)
対話:上田假奈代(詩人/NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事)
会場:京都市地域・多文化交流ネットワークセンター(京都市南区東九条東岩本町31)

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2022年10月15日

築山有城「放り投げて、決める」展 トークイベント開催

甲南大学ギャルリー・パンセで開催中の展覧会「築山有城「放り投げて、決める」」の関連イベントとして、トークイベントを開催します。トーク終了後にはちょっとしたサプライズ・イベントもあるかもしれません。どうぞご来場ください。

なお、展覧会最終日11月12日(土)9:00~14:30は入試のため関係者以外学内立ち入り禁止となります。ご注意ください。(14:30~18:00は観覧可能です)。

トークイベント「放り投げて、決める」
10月23日(日)14:00~15:30

築山 有城(出展作家)
伊藤 まゆみ(京都精華大学展示コミュニケーションセンター特任講師、ギャラリーTerra-S キュレーター)
聞き手 服部正(甲南大学文学部)
会場 甲南大学岡本キャンパス 5号館 1階 511教室(ギャラリー横)
先着80名(予約不要・聴講無料)

2022年09月24日

展覧会「築山有城 放り投げて、決める」を開催します

9月24日(土)から11月12日(土)まで、甲南大学岡本キャンパス5号館1階のギャルリー・パンセにて、「築山有城 放り投げて、決める」を開催します。

毎年、博物館学芸員養成課程美術コースの学生さんと一緒に企画している展覧会のシリーズです。今年は、神戸を拠点に多彩な活動を続ける彫刻家の築山有城(つきやま・ゆうき)さんをお招きします。

会期中の10月23日(日)には、築山有城さんと、京都精華大学ギャラリーTerra-S キュレーターの伊藤まゆみさんをお迎えしてトークイベントも開催します。ぜひご参加ください。

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2022年09月16日

ローザンヌで「アール・ブリュットとマンガ」展が始まりました

企画をお手伝いさせていただいた展覧会「アール・ブリュットとマンガ」展がローザンヌ市(スイス)のコレクシオン・ドゥ・ラール・ブリュットで始まりました。

アール・ブリュットにおけるマンガ的な表現を探るこの展覧会には、日本からも4人の作家(黒田勝利さん、田湯加那子さん、西田裕一さん、平野智之さん)が選ばれて展示されています。

企画者であるブリュッセル自由大学の研究者Erwin Dejasse氏が、日本での調査に着手する最初の段階から、私は彼の調査に協力してきました。2019年に彼が来日した時には、日本各地での調査に同行し、作家やアトリエを紹介しました。コロナ禍で開催が危ぶまれた時期もありましたが、こうして無事に展覧会が開幕したことを嬉しく思います。

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。