服部正 研究室 ウェブサイト

甲南大学文学部人間科学科に所属する服部正(美術史、芸術学)のウェブサイトです。
アウトサイダー・アート、アール・ブリュット、障がいのある人の創作活動などを研究領域として、調査研究、著述、展覧会の企画などを行っています。

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2023年12月17日

「こころのアート展 2023」に審査員として参加しました

神戸市北区のしあわせの村で開催されている「第12回こころのアート展 2023」に今年も選考委員として参加させていただきました。障害のある作家10人による公募形式のグループ展です。1月14日まで開催されていますので、ぜひお運びください。展覧会のリーフレットに審査講評も寄稿させていただきました。会場で手に取ってご覧ください。

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2023年12月11日

「雑談・屋台カフェ」を始めました

2022年の京都国際マンガミュージアムでの「縮小社会のエビデンスとメッセージ」展で使用した屋台を活用して、甲南大学で「雑談・屋台カフェ」を始めました。

初回は、12月8日(金)12:00~14:30に岡本キャンパス5号館北側の芝生広場で、行いました。お天気にも恵まれ、約50人もの学生・スタッフの皆さんが訪れてくれました。これからも、学生たちと月に1回程度、不定期開催できればと思っています。

専用のインスタグラム・アカウントを立ち上げましたので、開催情報などはそちらでアップします。
https://www.instagram.com/zatsudan.cafe_konan/

2023年12月08日

雑誌『潮』に対談が掲載されました

月刊雑誌『潮』に、劇作家の平田オリザさんとの対談「「障害者アート」には社会を変える力がある」が掲載されました。障害のある人の演劇・ダンス・美術のこと、社会環境のことなど、楽しくお話させていただきました。ぜひご高覧ください。

平田オリザ+服部正「「障害者アート」には社会を変える力がある」『潮』2024年1月号第779号、32-39ページ

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2023年11月23日

ギャラリー島田『画廊通信』12月号に寄稿しました

ギャラリー島田が発行する『画廊通信』2023年12月号の「この時代とこども」コーナーに、短文「「おとな」の入口の「こども」たち」を寄稿しました。甲南大学ギャルリー・パンセで開催した高濱浩子さんの展覧会がご縁となって、お誘いいただきました。そのことについて、拙文の下にギャラリーの林淳子さんが素敵なコメントを寄せてくださっています。

「画廊通信」はギャラリー島田のウェブサイトでもご覧いただけますので、ぜひご高覧ください。

2023年09月23日

展覧会〈高濱浩子「アートの時間」心の記録~病院における「トラウマ インフォームド ケア」プログラムより〉を開催します

9月23日(土)から11月10日(金)まで、甲南大学岡本キャンパス5号館1階のギャルリー・パンセにて、〈高濱浩子「アートの時間」心の記録~病院における「トラウマ インフォームド ケア」プログラムより〉を開催します。

毎年、博物館学芸員養成課程美術コースの学生さんと一緒に企画している展覧会のシリーズです。今年は、神戸を拠点に世界各地で展覧会・ワークショップを展開するアーティストの高濱浩子(たかはま・ひろこ)さんをお招きし、高濱さんが2018年から兵庫県立尼崎総合医療センターで取り組んできた、アートによる「トラウマインフォームドケア」のプログラム「アートの時間」を紹介する展覧会を開催します。

会期中の10月22日(日)には、高濱浩子さんと、兵庫県立尼崎総合医療センター産婦人科部長の田口奈緒さんをお招きしてトークイベントも開催します。ぜひご参加ください

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2023年09月14日

「第7回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2023」に審査員として参加しました

神戸市灘区の原田の森ギャラリーで開催される障害のある人の公募展「第7回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2023」に審査員として参加しました。展覧会は9月16日(土)から9月23日(土)まで開催されます(9/19は休館)。お近くにお越しの折はぜひお立ち寄りください。

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2023年09月08日

「産経はばたけアート公募展2023」に審査員として参加しました

第17回「産経はばたけアート公募展2023」に今年も審査員として参加させていただきました。意欲ある新しい作品と出会えること、審査員の先生方と1年に1度お会いできることが毎年何よりも楽しみです。

審査で選ばれた作品は、9月16日(土)と17日(日)の2日間、大阪梅田の商業施設「ブリーゼブリーゼ」の1階メディアコートで展示されます。ぜひお立ち寄りください。今年は16日(土)11時から久しぶりで対面の表彰式が開催されます。私も参加させていただく予定です。

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入賞作品の情報はこちらの新聞記事をご参照ください。

2023年08月22日

書籍『縮小社会の文化創造』に論文が掲載されました

国際日本文化研究センター(日文研)で2019~2022年に開催された共同研究会「縮小社会の文化創造:個・ネットワーク・資本・制度の観点から」(代表者:山田奨治)の集大成となる書籍が刊行されました。私も研究会に参加させていただき、原稿を書かせていただきました。

服部正「共生社会における障害者の創作活動とは―西淡路希望の家の実践から」、山田奨治編『縮小社会の文化創造 附:「縮小社会のエビデンスとメッセージ」展の記録』、思文閣出版、2023年8月10日、139~152頁

書籍の後半では、2022年1~5月に京都国際マンガミュージアムで開催された展覧会「縮小社会のエビデンスとメッセージ:人口・経済/医療・福祉/教育・文化/地域・国際、そしてマンガ」の会場写真などの記録も掲載されています。

高価な書籍ですが、機会がありましたら書店や図書館などで手に取ってご覧ください。

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展覧会「芸術家と障害のある人の創作が出会う時」の報告書を公開中

2023年1月に京都芸術大学で開催した展覧会『服部正+髙橋耕平「Research Question vol.01:芸術家と障害のある人の創作が出会う時」』のPDF版報告書を、本ウェブサイトの「調査研究プロジェクト」の中で公開しています。

インタビューの全文書き起こしも掲載しています。報告書のデザインは見増勇介さん、永戸栄大 さんに、展覧会の会場写真は大河原光さんにお願いしました。

ぜひご高覧ください。