服部正 研究室 ウェブサイト

甲南大学文学部人間科学科に所属する服部正(美術史、芸術学)のウェブサイトです。
アウトサイダー・アート、アール・ブリュット、障がいのある人の創作活動などを研究領域として、調査研究、著述、展覧会の企画などを行っています。

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2022年10月26日

HAPS(東山アーティスツ・プレイスメント・サービス)のイベントに参加します

HAPS(東山アーティスツ・プレイスメント・サービス)が企画する障害と美術をめぐる連続対話プログラム「もぞもぞする現場 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー」の第1回目にスピーカーとして参加します。

トーク2時間+ゆるゆる対話2時間ということで、ご参加いただいた皆様とじっくり意見交換ができると思います。ぜひご参加ください。

もぞもぞする現場 – 芸術と障害にかかわるひとたちの、ネットワークづくりのためのアセンブリー「研究の現場から」

日時:2022年11月5日(土)13:00-17:00(トーク2時間+ゆるゆる対話2時間)
講師:長津結一郎(アーツマネジメント・文化政策学研究者/九州大学大学院芸術工学研究院准教授)、服部正(美術史・芸術学/甲南大学教授)
対話:上田假奈代(詩人/NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表理事)
会場:京都市地域・多文化交流ネットワークセンター(京都市南区東九条東岩本町31)

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2022年10月15日

築山有城「放り投げて、決める」展 トークイベント開催

甲南大学ギャルリー・パンセで開催中の展覧会「築山有城「放り投げて、決める」」の関連イベントとして、トークイベントを開催します。トーク終了後にはちょっとしたサプライズ・イベントもあるかもしれません。どうぞご来場ください。

なお、展覧会最終日11月12日(土)9:00~14:30は入試のため関係者以外学内立ち入り禁止となります。ご注意ください。(14:30~18:00は観覧可能です)。

トークイベント「放り投げて、決める」
10月23日(日)14:00~15:30

築山 有城(出展作家)
伊藤 まゆみ(京都精華大学展示コミュニケーションセンター特任講師、ギャラリーTerra-S キュレーター)
聞き手 服部正(甲南大学文学部)
会場 甲南大学岡本キャンパス 5号館 1階 511教室(ギャラリー横)
先着80名(予約不要・聴講無料)

2022年09月24日

展覧会「築山有城 放り投げて、決める」を開催します

9月24日(土)から11月12日(土)まで、甲南大学岡本キャンパス5号館1階のギャルリー・パンセにて、「築山有城 放り投げて、決める」を開催します。

毎年、博物館学芸員養成課程美術コースの学生さんと一緒に企画している展覧会のシリーズです。今年は、神戸を拠点に多彩な活動を続ける彫刻家の築山有城(つきやま・ゆうき)さんをお招きします。

会期中の10月23日(日)には、築山有城さんと、京都精華大学ギャラリーTerra-S キュレーターの伊藤まゆみさんをお迎えしてトークイベントも開催します。ぜひご参加ください。

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2022年09月16日

ローザンヌで「アール・ブリュットとマンガ」展が始まりました

企画をお手伝いさせていただいた展覧会「アール・ブリュットとマンガ」展がローザンヌ市(スイス)のコレクシオン・ドゥ・ラール・ブリュットで始まりました。

アール・ブリュットにおけるマンガ的な表現を探るこの展覧会には、日本からも4人の作家(黒田勝利さん、田湯加那子さん、西田裕一さん、平野智之さん)が選ばれて展示されています。

企画者であるブリュッセル自由大学の研究者Erwin Dejasse氏が、日本での調査に着手する最初の段階から、私は彼の調査に協力してきました。2019年に彼が来日した時には、日本各地での調査に同行し、作家やアトリエを紹介しました。コロナ禍で開催が危ぶまれた時期もありましたが、こうして無事に展覧会が開幕したことを嬉しく思います。

展覧会の詳細はこちらをご覧ください。

「第6回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2022」に審査員として参加しました

神戸市灘区の原田の森ギャラリーで開催される障害のある人の公募展「第6回こうべ障がい者芸術フェスタ HUG⁺展2022」に審査員として参加しました。展覧会は9月17日(土)から9月24日(土)まで開催されます(9/20は休館)。お近くにお越しの折はぜひお立ち寄りください。

詳しくはこちら

『中日新聞』にコメントが掲載されました

『中日新聞』9月7日夕刊に掲載された記事「芸術は垣根ない爆発だ」にコメントが掲載されました。記事は、開催中の国際芸術祭「あいち2022」に障害のある作者の作品が現代美術としてボーダレスに展示されていることを紹介したものです。

記事は、『中日新聞』のウェブサイトでもご覧いただけます。

2022年09月09日

「産経はばたけアート公募展2022」に審査員として参加しました

第16回「産経はばたけアート公募展2022」に今年も審査員として参加させていただきました。新しい作品に出会い、他の審査員の方々と意見交換する有意義な機会として、毎年楽しみにしています。

審査で選ばれた作品は、9月17日(土)と18日(日)の2日間、大阪梅田の商業施設「ブリーゼブリーゼ」の1階メディアコートで展示されます。ぜひお立ち寄りください。

展覧会の詳細はこちら
入賞作品の情報はこちらの新聞記事をご参照ください。

2022年08月23日

『美術の窓』2022年9月号に寄稿しました

『美術の窓』2022年9月号の特集「作家たちの衝動」に、短文を寄稿しました。

服部正「衝動が生み出すアール・ブリュット」『美術の窓』168号、2022年9月、88~91頁。

アール・ブリュットの代表的な作家の紹介、日本における障害のある人の創作との混同・誤用、アール・ブリュットの概念の現代的意義など、コンパクトにまとめました。ぜひ図書館や書店で手に取ってご覧ください。

『美術の窓』2022年9月号

2022年08月18日

『La Douleur à l’œuvre, corps, art, folie』に寄稿しました

フランスで出版された書籍『La Douleur à l’œuvre, corps, art, folie(作品の痛み、身体、芸術、狂気)』に寄稿しました。2020年2月に参加させていただいた公開セミナー『身体、芸術、狂気:作品の痛み』の内容を書籍化したものです。英語で書いたものを京都大学のNicolas Tajan先生が仏訳してくださいました。

Tadashi Hattori, “L’art brut japonais sans folie et sans corps”, traduit de l’anglais par Nicolas Tajan, La Douleur à l’œuvre, corps, art, folie., Sous la direction de Patrick Martin-Mattera, Céline Masson et Nicolas Tajan, Collection Pandora, Éditions In Press, 2022., pp.63-78.

https://www.inpress.fr/livre/la-douleur-a-loeuvre/

2022年08月03日

『朝日新聞』にコメントが掲載されました

『朝日新聞』7月19日夕刊に掲載された「生誕100年 山下清展」の記事にコメントが掲載されました。記事は、神戸ファッション美術館で開催中の展覧会の見どころを紹介し、山下の評価について論じたものです。

添付した画像は版権の関係で不鮮明に処理していますが、『朝日新聞』の有料ウェブサイトで閲覧できます。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15361560.html